2011.10.14 Fri
映画の「興行収入」が語る -信者数の激減-
教団の活動実態とウソ情報
現信者の方、元信者の方ならば、よくご存知のことでしょうが「幸福の科学」というカルト的教団は、映画の放映と共に、活動信者1人当たりにつき「最低20回以上の鑑賞」を各人に要請します。
支部の活動信者たちは、「支部のノルマ」をクリアするためにも「鑑賞券」を数十枚単位で買わされて(1人当たり数万円~十万円ほどの負担)同じ映画を「何十回と見る」ことになります。
つまり、映画の観客動員数も、同じ活動信者が、1人で「何十回」も映画館に見に行って、重複分によってギリギリ「水増し」した結果なのです。
ちなみに、幸福の科学が過去に流した4本の映画(2000年以降)については以下ののサイトに興行実績(収入)の実データが掲載されています。
約10年間の会員数・信者数の推移をトレースすることができます。
<「クレヨンしんちゃん」に遠く及ばない興行収入>
2000年「太陽の法」邦画 年間ランキング 8位 14.6憶
2003年「黄金の法」邦画 年間ランキング 10位 17.0憶
2006年「永遠の法」邦画 年間ランキング 23位 12.5憶
2009年「仏陀再誕」 35位以下(推定50位前後)
邦画ランキング表 から ついに消える!!
2009年の「仏陀再誕」は、ランキング表にすら載っていません。
34位の『映画クレヨンしんちゃん カスカベ野生王国』の興行成績である10憶円をはるかに下回った、という実態を示しています。
「クレヨンしんちゃん」の足元に遠く及ばない・・なんとも「お粗末な実績」です。
時系列の実績データから分かるように、幸福の科学の「信者数・会員数」は、2000年~2003年頃に比べて明らかに減っていることの裏付けにもなるでしょう。「一般入場券の金額」が、興行収入総額と連動しているので、2003年「黄金の法」では多めの「17億円」になったのでしょう。(一般入場料の「単価」が、2000円弱と高めに設定されていたため。)
2000年以前については、データが無いので分かりませんが、いずれにしても、2000年代については、2005年以降の「急速な衰え」が目に付きます。
ちなみに、興行収入は「客単価」×「動員数」ですから、収入額を「客単価」である「一般入場料」で割ればおおよその「観客動員数」を算出することができます。
だいたい「20万~60万人」といったところでしょうか。
活動会員1人1人が「数十回」も見に行って、ようやく、この数字ですから、2000年前半は、活動信者数がだいたい2万~3万人、2000年後半になって活動信者数が1万人レベルにまで下がっている。
つまり、総選挙に突入するよりも以前に、2004年以降から、ジワジワと信者減少は始まっていたようです。
たぶん、会員のメイン年齢層(60歳以上)が関係していて、高齢化に伴って、活動から離脱していっているのでしょうね。
ランキングの順位も毎回落ち続けて、興行収入で見ても、一昨年の「仏陀最誕」においては、10億に届かず「5億~7億円」だったと想定されます。これは「これまでにない大失敗」です。
総製作費に 約2億円前後、興行コスト(映画館等の使用費)に 約5億円で「5~6億円」以上は掛っているでしょうから、もはや映画戦略は「赤字化」しつつある、という実態が分かります。
「幸福の科学」という教団が、いかに急速に「斜陽化」しているか、信者数の減少、「脱会」傾向に歯止めが掛らなくなっているか、ということを如実に物語っているのではないでしょうか?
もはや「過去の遺物」として、バブルが終わって消えていく「泡沫教団の1つ」でしかない現状です。
2012年には、映画を2本流すようですが、どんな「興行収入」の結果が出てくるのか、だいたい想像がつきますね。
教団にとっての「ファイナルジャッジメント」となりかねません。(合掌)
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